鳴子温泉卿とは
宮城県大崎市にある複数の温泉地を合わせて鳴子温泉卿といいます。(旧鳴子町)
その泉質の数は豊富で日本の数ある泉質のほとんどが存在しています。
温泉宿の数は大小多くある湯量が豊富な温泉地で、ほとんどの温泉が源泉かけ流しです。これは大きなポイントですね。
温泉の効能がとてもすぐれているため、宮城県内や隣県からは湯治客が多く集まります。
宮城県の鳴子温泉の泉質は北は北海道、南は沖縄まで、数々の温泉を渡り歩いた筆者からすると日本の温泉で効能は5本の指に入ると思います。
天皇陛下も泊まったことがある「鳴子観光ホテル」

鳴子観光ホテルの温泉
今回は鳴子観光ホテルに泊まったレビューを書きたいと思っています。
1994年の国体が行われた際に「鳴子観光ホテル」に天皇陛下が泊まったことがあります。
泊まった部屋を聞いて宿泊してもいいのではないでしょうか?
鳴子温泉の売りはやはり泉質です。
鳴子観光ホテルも泉質は申し分なく、さらに施設が古いところが多い鳴子温泉郷ですが、鳴子観光ホテルはキレイに整備されているため非常にオススメです。
鳴子観光ホテルは鳴子の温泉地の中心街にあり、その地域の泉質は乳白色で白い湯の華のある湯です。硫黄成分が強く、「ジ・オンセン」といった感じです。
「温泉に入ったー」という気分になります。
鳴子温泉に入った後に、他の温泉地に行くと、
「なんだこれ?温泉か?」
とつい思ってしまいます。
ただし、硫黄成分が強く、温泉に入った後は身体から温泉の硫黄臭がしますので、デート前には入らないで下さいね。
そして、温泉設備を新しく導入しても硫黄成分でやられて水栓や木製の湯船の真新しさ、清潔感は感じにくい温泉街となっていますが、その分温泉成分がピカイチなので割りきって入りましょう。
ちなみに、温泉街から離れていても硫黄の臭いがしますし、電気製品や車の故障が多い地域です。硫黄成分の強さがうかがえます。
鳴子温泉郷の従業員の方に「あまり、長く入ると浮くよ」と言われたことがあります。
成分が強すぎて湯あたりする危険性が高いということですね。

鳴子観光ホテルは有料の貸切風呂もあるため、小さいお子さんがいる家族など、家族でゆっくり温泉を楽しむこともできます。
料理の一例

バイキングではなく、お膳のプランの料理の一例です。お子さん3歳以下でご飯を不要とした予約でも、お子さんのご飯とみそ汁はサービスで用意してくれます。
鳴子の日帰り温泉

鳴子は日帰り温泉の施設が多いため、昼時に日帰り温泉を利用すると、人数が分散して、貸切状態で温泉を楽しめることがままあります。
ソーシャルディスタンスが叫ばれる昨今、鳴子の地はオススメできると思います。
まとめ
鳴子観光ホテルは温泉をはじめ全体的にオススメできるホテルです。
新型コロナ対策として、入り口の自動検温のシステムの導入もありますので衛生面の安心感もあります。
新型コロナの感染拡大防止も叫ばれていますが、休業が続くと鳴子温泉がやばいという新聞記事があったこともあり、新しい旅行スタイルを守りつつ、筆者は全力で応援したいと思います。
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