パチンコ・スロットの負け額を知る
私も昔はパチンコ・スロットに負けて帰ると、同じように負けた人がいないかなとSNSとかまとめ掲示板で皆の負け額発表を除いて、他にも同じように負けた人がいると傷を軽減していました。
パチンコ屋の新台の入れ替え費用や従業員の給料はお客さんが払っています。パチンコファンの9割は負けているという真実にもう一度目を向けてみましょう。
2018年のパチンコ業界の売り上げ額は約20兆円というデータがあります。粗利は約3兆3,800億円、この粗利が皆さんが負けた額です。
パチンコ人口は1,000万人と言われていますので、平均1人あたり年間33万8千円負けているということになります。
もちろん、その額より負けていない人もいれば、さらに負けている人もいるでしょう。
パチンコ人口1,000万人って12人に1人はパチンカーという、ギャンブル好きの民族ですね…というかこんなにパチンコ屋は海外にはありませんからね。
10年パチンコを続けたら、平均で338万円を失うということになるのです。

確率の計算の本当 当たり1/300は300回転で当たる?
例えば、1/300の確率で大当たりだから、300回回せばまず当たるでしょ〜。当たらないのは運がなかったときくらい。
300回回したところで当たる確率は高くありません。
これは間違いですので解説します。
1回回した時の当たらない確率は299/300ですので当たる確率は0.333%ですね。
じゃあ2回回した時は倍の0.666%になるかと言うとそんなことはありません。
これは1回目を外して、2回目も外す確率を求めればいいので、
外れる確率は(299/300)×(299/300)
そうやって、外れる回数を300回まで掛け算していけばいいので、
(299/300)^300でエクセルで計算すれば一発で答えが出ます。
そうした場合、1/300の確率の台を300回回しても当たりが出ない確率は36.7%です。
600回回しても当たらない確率は13.48%です。10人に1人は600回を回すのに3万円以上かかりますので、ストレートで持っていかれる可能性は大いにあります。
1,000回転回しても25人に1人は当たりがでない。ということになります。
確率は独立施行ですから、1000回転はまった台に新しく座ったからといって、もうすぐ出るだろうということはありません。
熱い演出も演出が始まった時点で結果が決まっている
パチンコの当たりか外れかは球がヘソに入った時に結果が決まっています。
熱い演出キターと思っている時には「お前はすでに外れている」というのが決まっています。
スロットはレバーを叩いた瞬間に当たりか外れか決まっています。
あたりは乱数を用いて決めているといいます。なのでレバーを叩くタイミングやヘソにたまが入るタイミングにより当たりか外れか決まるということです。
そのタイミングを見極めるのは不可能です。
台の波や連荘なんかは迷信です。
座っていた台を立って、他の人が座ったらすぐ出たというのも、その人のバーを叩くタイミングによるもので、自分が続けていたからといって出ていたということはありません。そこは安心してください( *´艸`)
*高確率のゾーンや当たりが確定している場合などは除きます。
パチンコ・スロットは世間からの目は厳しい
パチンコスロットをコロナ禍でやったり、生活保護を受けているのにやったり、家族から白い目で見られたり、パチスロは楽しいかもしれませんけど、デメリットの方が多いですよ。
「サルを完全に破壊する実験」という話があります。ボタンを押すとエサが出たりでなかったりするボタンがあったら、サルは夢中でボタンを押しまくるというものでした。
あなたも、パチンコ屋でサルのようだと思われていると思うとスロットをやる気が失せるのではないでしょうか…
ギャンブルをするくらいなら投資した方がよい

私はギャンブラーです。

私は投資家です。
どちらもお金をかけてお金を増やそうとする行為ですが、投資家の方が聞こえはいいですよね。その理由の一つはギャンブルの方がお金を失う確率が大きいからです。
ギャンブルは胴元がいて、胴元が勝つようになっているゲームです。
投資は胴元がいないものが多いので、どちらが勝つかは自分の腕次第です。勝つ確率は50%を超えるでしょう。ただし、個人投資家は大きな流れに乗ったりする必要がありますが。
ギャンブルは営業時間があるのと当たらなければベットしたお金はその場で消えてしまいます。お金を入れた瞬間から負けてしまいます。
投資の多くはベットしたお金がその場ではなくなりません。一時は負けていても、勝ちに上向いた時に、投資を終了することができるのです。そういう部分も投資がギャンブルより勝ちやすいポイントだと思います。
まとめ
以上、お金を増やす目的があるならギャンブルをやめて投資を検討してみましょう。パチンコ、スロットは演出が楽しかったりして面白い部分もあります。しかし、この記事を見て、パチンコ・スロットよりも楽しいことを探してみるのも一興と感じてもらえたら幸いです。
コメント