管理人は大学で工学を専攻し、レーザー開発の仕事についておりましたので、その知識を元に考察します。理解しやすいように理論を少し大雑把に説明している部分がありますのでご了承ください。
5Gとは
「第5世代移動通信システム」のことをいいます。5Gのスマホが日本でもサービス開始され今後の動向が注目されています。
5Gは「高速大容量」、「高信頼・低遅延通信」、「多数同時接続」という特徴があり、4Gと比べて約100倍の通信速度が期待されています。それによって、リアルタイムVR体験や遠隔操作による自動運転、様々な視点からのスポーツ中継などもできるようになるといわれています。5G(電磁波)の危険性とは
5Gは高い周波数帯(電磁波)を使用しています。それによって人体に悪影響があるのではないかと言われています。
ところで、電磁波ってなんですか?という疑問があると思います。
電磁波とは電場と磁場の変化を伝搬する波です。
簡単に言うと、可視光(赤や青などすべての色)も電磁波の一種です。そのほか、赤外線や紫外線、放射線まで電磁波の一種です。
赤い色(405THz・テラヘルツ)の電磁波が人の目に入ると人はその電磁波を赤いと認識します。可視光は見える電磁波です。
電磁波にちょっと工夫を加えることによって、データを電磁波に乗せているので、周波数が高い(波の振動数が多い)と乗せれるデータの数も増えるので、高周波数が使われるわけです。
電磁波はIHコンロや変電所の近くも危険だと言われていますが、目に見えませんので放射線と同じように見えない恐怖というのがあります。
電磁波はなぜ危険?
紫外線や放射線、ブルーライトなども電磁波の一種ですが、なぜ危険なのか?
簡単に言うと電磁波はエネルギーを持っています。電磁波が人体にあたって、そのエネルギーを人体に置いてくるわけです。そのエネルギーに耐え切れず細胞が壊れてしまう作用があります。※ざっくりです。
ブルーライトなら目に吸収されて、目に悪影響を与えます。紫外線は肌に吸収される際に肌の細胞を破壊します。放射線は細胞に吸収された際に細胞が熱を持って、破壊されます。放射線はその際に遺伝子まで破壊するので、恐れられているのです。
放射線など周波数が高いほど持っているエネルギーが高く、危険性が高くなっています。
5Gの電波は放射線などに比べると周波数は低くはありますが、油断はできません。
5Gの電波が危険といわれているわけ
5Gに関連する記事でで以下のようなものがあります。
・5Gのアンテナ塔の近くでムクドリが大量死した。※フェイクニュース?
・ベルギーでは健康被害の検証が不十分なため、導入を見送った。
過去にも携帯電話でずっと話していると頭が痛くなった。記憶障害になった、脳腫瘍ができたなど健康被害があったという話はあります。
疫学的研究では2mG(ミリガウス・電磁波の強さの単位)以上の電磁波を受けていると小児白血病の確率が上がったなどという研究結果もあります。
ただし、医学的な根拠は解明されていないというのがもっぱらの日本のスタンスですが、、解明できていないということなんて世の中にはたくさんあります。
危ないという証拠がないから大丈夫というのはいささか楽観的過ぎると管理人は思います。
自己防衛は必要です。
ただし、この記事の内容は個人の見解ですので、本当かよ?くらいで捉えていただければと思います。
5Gから自分を守るには
スマホの5Gは大容量通信で便利ですが、筆者が考える5Gスマホを使用する際の注意点などを紹介します。
・5G端末から距離を離とる。
電磁波は距離の二乗に比例して弱くなります。自分のポケットに端末をいれたままにしたりせず、使わないときはできるだけ体から離す。特にポケット付近には重要な臓器がありますので、気を付ける必要があります。
・通話の時はスピーカーやハンズフリーで話す。
通話をするときはどうしても頭に携帯を当てて話すことになり、電波をモロに脳に受けてしまいます。どうしても頭に当てて話すときは必要最低限の時間にしましょう。
・寝るときは機内モードに
寝る時もスマホを頭の近くに置いて寝るのはナンセンスです。例えば光(電磁波)をずっと浴びながら(刺激を受けながら)寝ているようなものです。体から離して寝ましょう。または、夜中に呼び出しなどないというならば、機内モードにして電波を送受信しないようにしておきましょう。
・マイホームの位置を考える。
電波塔の近くには家を建てない、借りない。
電波塔の他、変電所や送電線の下も電磁波が渦巻いています。管理人は昔電磁波を測定する機器で測定などしていました。そういうところから距離を取るのも防衛策の一つです。
電磁波対策グッズ
・電磁波吸収シート
管理人は、スマホのケースに電磁波遮断シートを入れています。実際に電磁波測定をすると効果があるようでデータがホームページに載っています。
電磁波吸収のデータは真偽はわかりませんが、気休めにはなると私は使っています。いつか検証してみたいとは思っています。
スマホに貼ることもできますが、私は貼らずに、スマホケースの中に入れているだけです。
・電磁波メーター(ガウスメーター)
電磁波を数値をチェックすることができます。電磁波の閾値2mG以上に暴露し続けると病気のリスクもあがるという研究結果もあるため、ご自宅の電磁波を測定してみてはどうでしょうか?
管理人的には電子レンジ稼働中のものやIHコンロの測定をしてみるのもおススメです。
5Gスマホが増えてきた時の対処法
筆者は5Gが怖いので5Gスマホを持ちたくなかったのですが、最近は5Gスマホしか売っていません。
何か対策はないかなとスマホをいじっていたら電波の種類を4Gまでにするとかもあるみたいなのでお試し下さい。
まとめ
5Gと電磁波の危険性と対策についてまとめてみました。便利になる社会でそれを全く使わないわけにもいかないと思いますので、必要な情報を自分で仕入れて、自分の健康は自分で守らなければなりません。
ただ不安だという知らない恐怖というのも精神衛生上よろしくありませんので、ぜひ調べてみてください。
まだまだ5Gの浸透は先の話かと思います。基地局を建てるのにまだまだ時間がかかるようです。筆者の住むY県もまだまだ先のことです。しかし、来るべき時に正しい知識を身に着けておくにこしたことはないと思います。
コメント
私もこの5Gを追いかけています。
http://denjiha-emf.o.oo7.jp/RF18_5G.htm
こんばんは!
何となく、5Gは怖いと思っていました。
でも、理由はよく分かっていませんでした。
お陰様で、今回、その怖さがよくわかりました。
スピーカーで話すとかは、実践していましたが、
早速、就寝中は機内モードに切り替えます。
また、のぞきにきます。