管理人が安く小型船舶免許を取った方法を紹介します。
小型船舶免許とは
小型船舶(20トン未満の船)に乗るのに必要な免許です。2馬力以下のエンジンのパワーが弱い船は除きます。
免許の種類は一級小型船舶操縦士(普通のボートの操縦)、二級小型船舶操縦士(普通のボートで陸地から5海里以内の操縦)、特殊小型船舶操縦士(水上オートバイの操縦)に別れています。
一級小型船舶操縦士の資格試験には海図問題が含まれていますのでそこがやや難しいところです。まずは、あとで、試験項目免除で一級試験を受けることができるので、二級小型船舶操縦士免許を取るのが無難かと思います。
水上オートバイに乗りたい人は特殊小型船舶操縦士を取得します。
小型船舶免許は何に使う?
漁師さん、水上タクシー運転、レジャー、趣味で釣り船をレンタルして釣りに行くという使い方をする方もいます。
免許取得方法と費用はいくらかかる?
小型船舶免許は国家試験に合格すると取得できます。ただ、車の免許と同じく実技もあり、練習なしに取得するのは難しいです。なので、ボートスクールに入って取得するのが一般的です。ボートスクールで国家試験免除のコースもあります。車の免許取得のために自動車学校に入るのと近いイメージです。
費用としては一級免許で約10万円です。地味に高いですね。。学科試験を独学にするなどコースを限定することで費用を抑えることもできます。
10万円払いたくないよという人は下記の記事をぜひ見てください。じゃあボートスクールに行くかという人はページの閉じるボタンを押してください(;’∀’)
小型船舶免許を格安で取る方法
ここからが本題です。
結論は、小型船舶免許を格安で取る方法は
スクールに通わず独学で全て習得する。タイトルにあるとおりです。
独学で全て済ませると試験費用だけなので、下記のように3万円弱で免許取得できます。スクールに通った場合と比べると7万円の節約になります。
試験の種別 | 身体検査 | 学科試験 | 実技試験 | 合計 |
---|---|---|---|---|
一級 | 3,450円 | 6,600円 | 18,900円 | 28,950円 |
筆記試験などのテキストを購入するのでその費用はかかります。
独学?そんなことだろうとは思ったよという方は、実際に独学が可能なのか気になると思います。
試験機関のサイトにすら、独学の実技は難しいものがありますと明記されているほどですし…
独学での小型船舶免許取得は実際可能なのか?
統計的に一割弱の人は独学取得と聞いたことがあります。
私も独学取得をしましたので、その経験をお話ししたいと思います。※詳細な体験記は別に記載したいと思います。
私は筆記のテキストのほかに、ボートの実技試験の実際の動画のDVDというのがあり、そちらを利用しました。
さらに、安全パイを切って、ボートスクールで実技練習を1回だけさせてもらいました。(約2万円)※最近見たら値段が上がって約3万5千円になってました。独学が増えるとボートスクールも商売あがったりですからね。
一回練習すると、実技の国家試験もなんなくこなせました。
練習がないとけっこう難しいかもしれません。
ということで、私が小型船舶免許取得にかかった費用は約5万円。5万円の節約となりました。
ただし、この独学戦法、国家試験に落ちると、実技代が約2万円追加でかかります。2回落ちるとスクールより金がかかりますのでご注意ください。
管理人は完全な独学ではないじゃないかというご意見があるかと思います。
そのとおり
ただし、
知人に私のテキストとDVDを貸して、試験はこんな感じでここ注意だよと伝えて試験に挑んでもらったところ、完全独学で一発合格しました。
下記のテキストⅠ.Ⅱの二つと問題集一つで筆記対策は十分です。筆者と知人はそれを使いました。
実技の動画はYouTubeにアップされているものも色々あるので、今は教材を買うまでもないかもしれませんね。
まとめ
小型船舶免許の独学格安合格は可能です。ただし、免許を取った知人のアドバイスを聞いたり、動画を見たりの工夫は必要です。
関東には無料でできる船のシミュレーターもあるようなので利用してみるのもいいかもしれません。
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