温泉の東の横綱、鳴子温泉郷の魅力

宮城 Miyagi Travel

東の横綱鳴子温泉とは!?

 筆者の拠点の隣県にあるとてもおススメな温泉地です。

 2007年に旅行雑誌「旅の手帖」で「青春18きっぷ」で行く温泉番付というものを紹介し、鳴子温泉郷を東の横綱と認定しました。(西の横綱は、別府八湯)。東日本ナンバーワンの温泉郷です。

 有名な草津温泉や箱根温泉を抑えるほどの認知度は残念ながらないと思います…横綱、選定基準は?横綱その理由を考察してみます。

 鳴子温泉郷は広大で、鳴子、川渡、東鳴子、中山平、鬼首の5つの温泉地があり、駅が4か所もあります、確かに電車を利用した温泉利用の点ではポイントが高いのは納得かもしれません。

 さらには、東北新幹線の古川駅から、陸羽東線に乗ると乗り換えなしで30分程度で到着します。
 東京から3時間かからずに、この温泉地に行くことができます。

 豪華寝台列車「四季島」も鳴子温泉駅に来ます。四季島で鳴子の日帰り入浴をするというのもありかと思います。

 鳴子温泉郷は泉質の多彩さが日本有数で、日本の温泉泉質分類11種のうち8種類もの泉質が湧き出ています。泉質の豊富さ、および泉質の良さは日本屈指であると断言します。
 温泉はそのほとんどの施設が源泉かけ流し、温泉の効能から長期間湯治に訪れる人もいるほどです。

 マイナスポイントは認知度が低く、少しさびれ気味になっているところでしょうか。だがしかし、大江戸温泉グループが参入したりなどテコ入れもされていますので、今後の発展にも期待です。

 ということで、東の横綱の称号は間違いではないと言えるかもしれません。

鳴子温泉でおススメな日帰り温泉

滝の湯

鳴子を代表する日帰り温泉施設(共同浴場)です。

滝のように頭上から乳白色の源泉が降り注ぐのが特徴です。

料金は破格の200円、消費税の増税前は150円でした。

藤島旅館

300円で日帰り温泉が楽しめる旅館です。
白く濁った温泉は効能抜群です。遠くの街からも湯治に訪れる人がいるほどです。

従業員の方が「あまり長時間入ると浮くよ」と言っていたのが印象的でした。温泉成分が強すぎて湯あたりを起こすよということでしょう(笑)

鳴子温泉でおススメな宿

鳴子温泉 湯元 吉祥

一度閉館していた天神というホテルをリニューアルして近年オープンした鳴子温泉でも高級な部類に入るホテルです。

おもてなしのサービス抜群でもちろん源泉かけ流しの温泉を楽しめます。

特筆すべきは、4つある貸し切り風呂は無料で、時間無制限で利用できます。家族でのんびり温泉に入りたいという宿泊者のニーズは多いと思うので、ゆっくりと温泉を満喫できます。

鳴子観光ホテル

時の天皇陛下も宿泊したことがある、歴史あるホテルです。

温泉はもちろん源泉かけ流し、家族風呂があり、バイキングではない夕食もポイントの一つかと思います。

大江戸温泉物語 ますや、幸雲閣

東京に本社を置く温泉をプロデュースする会社、大江戸温泉物語。大手がプロデュースしただけあり、細やかなサービスが行き届いている温泉です。ますや、幸雲閣のどちらかに泊まるともう一方の温泉も自由に楽しめ、滝の湯も無料で楽しむことができるのがポイントが高いです。温泉三昧を楽しめます。それぞれのホテル間をシャトルバスも運行しており、気軽に利用できます。

お値段もお手頃に設定されており、鳴子温泉デビューにはもってこいのホテルです。7

鳴子のオススメ観光スポット

鳴子峡

鳴子峡は紅葉スポットとしてとても有名です。

週末は十数キロにわたり、渋滞することもあります。温泉と一緒にぜひとも訪れてみてください。

鳴子ダム

密かなダムブームのさなか、鳴子ダムは日本初の日本人によるアーチ形ダムということで有名です。

5月は鯉のぼりが飾られすだれ放流もされるため、絶景を見ることができます。紅葉時期の鳴子ダムもとてもきれいな紅葉スポットです。

秘湯温泉「荒湯地獄」

ここはワイルドな温泉を楽しむことができるスポットです。川と源泉が混ざり合っており、山の中で温泉に入ることができます。管理されていないため、無料の温泉を楽しめます。

温泉に入ること自体は禁止されていません。ただし、ブルーシートなどで川をせき止めてそのブルーシートを放置することは認められていません。マナーはまもりましょう。

また、硫化水素が溜まっている可能性もあります。入湯は自己責任で。

源泉が噴出しているスポットがあります。硫化水素注意です。

ブルーシートの放置はやめましょう。スポットを訪れることも禁止される可能性があります。

ブルーシートを使わずとも入れるぐらいの水深のところもあります。

もちろん虫や落ち葉と混浴ですね~(;´∀`)

アウトドアを楽しみたいとか、いろんな経験をしてみたいという人以外は日帰り温泉の方がよろしいかと思います。

川と温泉が混ざっている露天風呂で管理されているものも鳴子温泉にはありますみで、そちらもおススメですよ。アイキャッチ画像にも使っているのがその温泉です。

名前は峯雲閣(ほううんかく)です。

地獄谷

源泉が噴出している渓流沿いの遊歩道を歩くことができる観光スポットです。

温泉が噴き出しており、大地の力を感じることができるスポットです。

温泉の噴き出しによる火傷に注意です。

奥には無料で温泉卵をつくれるスポットもありますよ!(^^)!

潟沼

強酸性の沼でその酸性度から、藻などは生えていません。魚もいないことでしょう。

スタンドアップパドルなどのアクティビティーが楽しめる場所でもあります。

落ちても溶けはしませんので大丈夫です。

まとめ

鳴子温泉の魅力はまだまだあり語り切れていませんが、一部をご紹介しました。

温泉だけでなく、大自然を満喫できる観光地ということをお伝えできたなら幸いです。

是非、鳴子温泉を訪れ、ご自身の目で鳴子温泉のすばらしさを体感してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました