マイホームの騒音対策の第2段です。前の記事では「防音カーテン」のレビューを紹介し、一定の効果があることがわかりました。今回は、窓に貼るタイプの防音シートをレビューします。
マイホームでの騒音
せっかく建てたマイホーム、それは定住することによる騒音との戦いの始まりでもあったのです。
筆者はマイホームを建てる際に、幹線道路からは家を離して建てようと思っていました。
でもなかなかいい土地が見つからず、最終的には県道沿いに家を建てることになりました。
でも、近くにバイパスが通るので、家の前の道路の使用頻度は下がるだろうと推測していたのですが、若干交通量が減っただけでした。
教訓は憶測で物事を決めないことというのを学びました。
ただ、住んでみないとわからないということもありますからね…
朝起きるときは車の走行音で目覚めることもあります。
ただ、高い金を払って、建てた家を売り払うのは至難の業。静かな場所に引っ越したい気持ちもあると思います。ネットでは「引っ越したい」と言う同じ境遇の方の声も聞きますが、
せっかく建てたマイホーム、まずは対策をとってみることをオススメします。
車の少ない住宅地の真ん中に家を建てたら今度は、近所の生活音が問題になるかもしれません。
騒音について知る
騒音とは人間が不快に感じる大きな音を言います。音はご存じのとおり空気の振動により伝わります。空気の振動の伝わりを遮れば、騒音を小さくできるのです。
騒音のレベルは「デシベル」という単位で表されます。騒音は騒音計などで測ることができます。
マイホームの防音対策
窓は自宅で外と通じている部分で一番薄いところなので、窓を防音対策することで、大きな効果が期待できると考えました。実際、騒音計で測った騒音レベルも、窓部分で大きく上昇しています。
(防音シート)TRUSCO 窓用防音透明シート
窓に貼るタイプの透明な防音シートはネットで色々探しましたが、これ一択でした。
薄っぺらな防音シートは効果がありません。重くて厚い、質量があるものでないと音を遮ることができないのです。
この製品は厚く、重く効果が期待できそうです。
920mmX2m 厚み2mm の大きさで、重さを量ったら4.5kgありました。かなり重いです。
届いた防音シートです。かなり厚みがあります。防炎性能つきなのも地味にうれしいです。
ヤフーかアマゾンが安く買えます。ポイント加味して25000円弱です。
効果がなかったら痛い出費です…
結論としては、効果がありましたので、記事の続きで確認いただけたら幸いです。
貼った状況はこんな感じです。若干くもりガラスのような感じになります。シートをキレイにカットして、キレイに貼るに、素人で大雑把な人にはけっこう難しいです。
私は、完璧にキレイに貼ることはできませんでした、キレイに貼ることができた方いましたら教えてください。
TRUSCO 窓用防音透明シートの効果を検証
防音カーテンの記事でも紹介したように、騒音計を使用して、騒音の変化を測定しました。上の画像のように騒音計を置いています。
TRUSCO 窓用防音透明シートを窓に貼った時と、貼っていない時の違いを比べています。
窓ガラスだけの時の騒音
乗用車通過時 最大42.1デシベル
トラック通過時 最大43.4デシベル
TRUSCO 窓用防音透明シートを貼った時の騒音
乗用車通過時 最大41.8デシベル
トラック通過時 最大42.0デシベル
結果
0.4~1.4デシベルの騒音の減衰が確認できました。
体感的にも貼った後の方が、静かになったような気がします。雪が音を吸収するように、防音シートも音を吸収するようだという結論です。
まとめ ‐朝の目覚め‐
別記事で紹介した、防音カーテンも合わせて、朝の目覚めの時間に体感したのは、これまで車の走行音のうるささで目覚めていたのですが、車の走行音で起きることはなくなりました。
騒音はけっこうなストレスなので、それが減ったことはとてもうれしいことです。
私的には大きな金額の買い物だったので、効果があってよかったです。部屋には他の窓もあるので、そちらも対策を取った時に、どのような変化があったかまた記事にしたいと思います。
シートのうまい貼り方など、やってみた方がいましたら、コメントいただけると幸いです。
せっかく建てた家から引っ越しを考える前に対策をとってみるのはどうでしょうか?
興味のある方は防音カーテンの記事もぜひ見てみてください。
コメント
[…] 窓に貼るタイプの透明防音シート、こちらも試してみたので、ぜひそちらの記事も読んでみてください。 […]