公務員の法令違反は多いのか?
公務員の犯罪は、毎日のように新聞やニュースで紹介され、「公務員の犯罪多いよな」、「むしろ公務員は犯罪者しかいない」と言う声も聞こえます。
まぁしかし本当にそうなのかと言うとそうではないのです。
職業別の犯罪件数をまとめているサイトがありましたので、引用させていただきます。
"職業別犯罪率ワーストランキング 土建、無職、飲食の首位争い グラフつき”
犯罪率のワーストは
1位 土建業、2位 無職、3位 飲食業
となり、公務員は「事務職」「保安従事者」「教員」等が当てはまると思われ「全職業」の平均値よりも低い犯罪率となっています。
ですので公務員の犯罪率が高いというのは間違いです。
公務員の犯罪が多いと思われるわけ
公務員は社会全体の規範となるため、犯罪を犯した際は公表される基準があり、一般の方よりもニュースになりやすいのです。
ですので、犯罪件数が多いと思われるというわけです。
例えば、自動車での30km/hのスピード違反をした場合に公務員だと新聞記事に載り、懲戒処分の対象となることもあります。
公務員は社会全体の規範となるため、順法の精神を持つことがより必要ということです。
公務員の犯罪率が低い理由
恒産無き者は恒心無し
という言葉があります。
「定まった財産や決まった職業のない人は、定まった正しい心がない」という故事です。
公務員は収入的には安定しております。ですので、お金が無いことで窃盗などの犯罪に走ったりすることはないため、犯罪率が少ないのだと思います。お金があればだれも盗みなどはたらきたくないですよね。
まぁ、たまにFXやギャンブルで借金をしてしまいお金を盗んでしまったという公務員のニュースを見ますけど。
まとめ
公務員の犯罪率はそれほど高くなく、理由は収入が安定しているためと考えられます。
日本も富裕層と貧困層の格差が拡大していると言われますが、この格差をなくしていくことが犯罪率の低下に繋がると思いますので、国の政策に期待したいところです。
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