秘湯 鬼首温泉 荒湯地獄の行き方、どんなところ?

宮城 Miyagi Travel

秘湯 荒湯地獄(野湯)

野湯とは?

野湯(のゆ、やとう)とは、自然の中に存在する温泉が自噴しているところです。地元の住民が定期的に手入れを行っている所や利用者自身がシートを張ったり、穴を掘ったりして入浴できる量のお湯を確保したりする場所もあります。温泉が自噴しているところでは、硫化水素が発生している可能性があり、くぼ地など硫化水素が溜まりそうなところには注意が必要です。立ち入り禁止となっている場所もあります。

荒湯地獄とは?

大崎市鳴子温泉鬼首にある秘湯(野湯)です。筆者の居住地の隣県にありましたので、行ってみました。

川と温泉が入り交ざりちょうどいい温度の大自然の中の秘湯を楽しめます。

ただし、硫化水素が発生している可能性があるので、無風の日など自己責任による注意が必要です。

さらに、森林の監視員の方がたまに巡回しているようです。立ち入りは禁止されていませんが、ブルーシートを放置するような自然破壊は慎む必要があります。

水着などを用意して入浴したほうが無難でしょうかねぇ(;´∀`)

荒湯地獄の場所は?

荒湯地獄の場所は現在はグーグルマップにも掲載されているため、ポピュラーになってきた感もあります。

鳴子温泉鬼首から向かうのであれば、吹上高原キャンプ場方面から鳴子地熱発電所方面へ向かう山道を通る方法があります。

道はきちんと舗装されていますので、普通乗用車でも行けます。

上の地図の吹上高原キャンプ場から北東方向へ向かいます。

舗装道路ではありますが、冬季は除雪されていない可能性もありますので、行くなら雪が降る前です。

荒湯地獄の風景

道路から入って1台分駐車スペースがあります。未舗装のところへは段差があるので入らない方が無難です。

硫化水素のせいか、植物が生えていない岩場がまず現れます。

駐車スペースから見た風景です。舗装道路のすぐわきにあります。

少し進むと岩場?があります。植物は硫化水素の影響か生えていません。

湯気がでています。大地の力を感じます。無風時は十分注意ですね。

黄色っぽいのは硫黄でしょう。硫化水素に注意です。

しばらく行くと沢が現れます。源泉と混ざって温かいお湯が流れているところと、沢の水の方が多く冷たいところがあります。

沢登り、沢下りも楽しいですね~。秋には紅葉を楽しみながら入浴できそうです。

夏は多分、蚊やアブ、その他の虫が多数いて入浴どころではなさそうですねぇ。

秋でも若干いました。

冬はそういった生き物の脅威はなさそうですが、積雪が多くアクセスできない可能性があります。

ところどころ源泉からお湯が出ています。

沢の水と源泉が合わさり、ちょうどいい温度になっているところがあります。自然で深さもちょうどいい部分があります。

ブルーシートを使って放置するようなことをしなくても温泉を楽しめます。

ブルーシートは放置してはいけません。

ブルーシートが放置されています。ブルーシートの放置はいけません。

放置されたブルーシートの中はゴミが溜まっているので入浴する気にはなりませんね。

まとめ

秋には紅葉を楽しみながら入浴できそうです。

夏は多分、蚊やアブ、その他の虫が多数いて入浴どころではなさそうですねぇ。

秋でも若干いました…

冬はそういった生き物の脅威はなさそうですが、積雪が多くアクセスできない可能性があります。

楽しむのは自己責任ですが、助けを要請するなど、他人の迷惑になりそうな時に行くべきではありません。少しでも不安を感じたらやめましょう。

アウトドアを経験したい方にはいいかもしれませんけど、温泉に入った気はあまりしません。

鳴子は整備された露天風呂でとてもすばらしいところはたくさんありますので、野湯よりも癒されるところはたくさんあります。

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