遺伝子検査のすすめ
筆者が遺伝子検査キットを実際に使ってみて、こういうのが判って大変助かったという情報をレビューしたいと思います。実際にその情報が合っているのかというのも考察したいと思います。
難しい言葉では他サイトでも紹介されていると思いますので、当記事では感覚的な分かりやすさをメインに記載してみたいと思います。
検査キットによって、自分の将来を決められたくない、自分の寿命が判ってしまうのは怖いという考えもあると思いますが、あくまで参考の一つです。人間ドックや健康診断と同じような感覚で受けてみてはどうでしょうか?
自宅で簡単にできる遺伝子検査キットとは
遺伝子検査とは自分の遺伝子情報を調べることで、将来罹患する可能性が高い病気の可能性や身体的能力、脳の思考力や男性にとって重要な遺伝的に「ハゲ」やすいかなどなど調べることができるものです。
現在は、自宅で唾液を採取し、それを検査機関に送るだけで簡単に遺伝子情報を調べてくれるという便利なサービスがあります。
ジーンライフ GeneLife Genesis2.0
筆者が使ったのは上記商品です。ホームページがしっかりしている。値段と検査項目のバランスが良く一番信頼感のある製品でした。
実際検査結果が出るまでも満足のいく対応でした。
遺伝子検査をすれば100%そうなるとわかるの??
ここは一番気になるところだと思います。結論ですが、100%はわかりません。
あなたは100%ガンになりますねなんてことはわかりません。私も検査結果ではガンになる傾向が高いものがいくつもありました。でも、確定診断ではないのです。
この遺伝子を持っている人は、ガンになる傾向が高いよ、この遺伝子を持っている人は寿命が長い傾向だったという、これまでの遺伝子情報の蓄積から統計学的にその可能性を示してくれるものです。統計情報から自分の持つ遺伝情報の可能性を示してくれるものです。
例えば、ガン家系の方はガンになる可能性が高い遺伝子を持っているのだと思いますが、全員がガンになるとは限らないということです。
ですので、あくまで統計学を基にした、自分の健康の目安として理解し活用されるのがおススメです。
遺伝子検査にはどういった活用法があるか!
筆者が思いついたものを記載します。
お子さんがどんなスポーツをするかの目安に
検査項目には、その人の遅筋(持久力に関わる筋肉)、速筋(瞬発力に関わる筋肉)の割合があります。
泳いでないと死んでしまうのでマグロは遅筋(赤い筋肉)が多い赤身魚ですよね。
普段は土に隠れて獲物を瞬発力で捕まえるカレイは速筋(白い筋肉)が多い白身魚ですよね。
人間も速筋が多い人は陸上の短距離走選手を目指すとか、遅筋が多い人は長距離走者を目指すとかあるかと思います。遺伝子検査で競技選択判断として活用できます。
筆者は長距離を早く走るのが苦手で速筋が多いのかなと思いきや、速筋と遅筋の割合が半々ずつのどっちつかずな面白くない結果でした。
身長が高い傾向か、低い傾向かもわかる
統計学的に、自分の持つ遺伝情報は身長が高くなりやすいか低くなりやすいかもわかります。例えば、低くなりやすいと出た方は若いうちからビタミンDやカルシウムを努めて摂取するというのも手ですね。
ガンになる可能性によってはガン保険に入る
現代の日本人の二人に一人はガンになるとのことですが、検査結果でガンになる可能性が高いと出た人はガン保険に入るのもおススメかと思います。
例えば、肺がんになる可能性が非常に高いと出た人は、タバコを吸っていたらやめてみたり(-。-)y-゜゜゜
地味にうれしい自分の寿命
寿命に関わる要素に染色体の末端にあるテロメアの長さというものがあります。細胞分裂を起こすにはテロメアが必要で、分裂するごとに短くなっていきます。テロメアがなくなると細胞分裂ができないので死ぬということです。
筆者は遺伝的な統計でテロメアが長い傾向の遺伝子情報を持っていたようで、ちょっとだけうれしくなりました。
男性必見、「ハゲやすい」かも遺伝的にわかる。
残念なことに筆者は統計的に「ハゲやすい」部類の遺伝子情報を持っており、実際、身体的兆候も表れてきており、合っています…
ただ、自分が「ハゲやすい」と知ることで、ケアを若いうちからすることができます。植物も枯れてから水を与えても効果はありませんが、人の髪もふさふさのうちにケアをしておけば枯れにくくすることができると思います。私はなんとか持ちこたえていますよ(;´∀`)
筆者の検査結果(参考)
参考までに私の検査結果の一部を載せてみました。
運動能力は標準でした、例えばお子さんが運動能力が「高い」だったらスポーツをさせたりも検討できます。
計算能力は遅い傾向でした。たしかに、素早く解くテストは苦手でした。
握力が強い傾向というのも合っています。
痛みに強い傾向があるのも合っていました。
こちらはリスクが高い疾病の一覧が表示されています。「男性型脱毛症」リスクありますね~。ケアに気をつけています。
スキルス胃がんの可能性も高いのがかなり怖いです(;´∀`)
リスクが高いスギ花粉症はまだ発症していません。まぁ遺伝情報の統計的なデータですので、全てがすべて合致するわけではないです。私は色んなガンリスク高いようなのでそう信じたいです…(;^ω^)
こんな感じで、保険に入るなどのリスク管理に役立てることができます。
まとめ
遺伝子検査キットは自宅で簡単に使用でき、1万円ちょっとで、将来かかる可能性のある病気を知り、保険を見直したりするのに活用できる優れものだと思います。
人間ドックの追加項目程度のスタンスでやれば1万円程度で安心が買えるなら全然安い買い物です。
また、お子さんが将来どんな道に進むか考える上での一助にもなるのかなと期待しできるかもしれません。
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