はじめに
コロナ禍で人との接触を避けるため、自宅でガーデニング(家庭菜園)を楽しむ人が増えている気がします。近所のホームセンターはこれまで以上にお客さんがいっぱいです。
3密にならないようになるべく混まない時間帯や混まない平日に買いに行った方はいいです。
最近ガーデニングを始めたので、ガーデニングの失敗談や注意点、完全なる無知識から野菜を育てて作物を収穫できるのか紹介します。
失敗点は是非反面教師にしてみてください。
ガーデニング(家庭菜園)の準備
土作り
これまで作物を育てた事が無い土地ではホームセンターで土を買ってこなければなりません。新しく家を建てた敷地の一角の盛土に畑を作ろうとする場合、盛土では畑に適した土ではありません。盛土だけでは植物に必要な栄養素がなく、土も硬くなってしまいます。
初期肥料が入った、安い土で構わないので購入しましょう。
肥料の重要性
植物は水と光があれば光合成をして勝手に成長するだろうというのは間違いです。確かに生きていくのを維持するだけなら、水と光だけでいけるかもしれませんが、美味しい実をつけるには肥料が必須です。
この肥料のやり方が最大の難しいところだと思われます。
肥料の種類
植物の成長には窒素、リン酸、カリウムやその他の元素が必要です。そういった元素を土に補給するのが肥料です。
有機肥料
有機肥料とは読んで字のごとし、油粕や魚粉、鶏糞、牛糞、落ち葉などのの有機物を原料にした肥料のことです。
有機肥料は栄養素だけでなく、土を柔らかくしたり、土壌を豊かにすることができます。ただし、扱いは難しいです。落ち葉の堆肥を使ってみましたが、配合を間違えたら植物の芽が生えてきませんでした(汗)
有機肥料の匂いがきついことや、土の上に撒くだけでは匂いなどで虫が寄ってきてしまいます。
化学肥料
勘違いしそうなイメージの化学肥料という名前ですが、化学薬品などを使っていて、身体に悪いわけではありません。鉱石など天然にある成分です。時に合成したりするので化学肥料と呼ばれています。
植物がすぐ吸収できる形のため、化学肥料は有機肥料に比べて即効性があります。ただし、有機肥料に比べて効果がすぐ切れてしまいます。
即効性がある分、使い方を間違えると肥料やけを起こしてしまうので注意が必要です。
追肥としても使いやすく、初心者にも使いやすいものとなっています。
肥料やけとは? 化学肥料で肥料やけした失敗
植物の根は浸透圧で水分を吸収しています。肥料の濃度が高いと、根の水分が土壌に流出し根がしなびてしまいます。 これが肥料やけです。
つけものを作る時に周り塩分が高いので水分が抜けてつけものになるのと同じですね。
写真は紫蘇です。化学肥料を適当に撒いたら葉に肥料が触れた部分は葉が腐ってしまいました。
肥料は葉に当たらないように撒きましょう。
写真はアスパラです。アスパラは肥料食いだということで、肥料を適当に根本付近にも撒いたところ、肥料やけで全体的にぐったりしてしまいました。
化学肥料はある程度離したところに撒かなければならないと学びました。
間引きしよう
種を撒いてある程度成長してきたら、種を撒いたところに密集して芽が出ますので、断腸の思いもあるかと思われますが、間引きしましょう。根がしっかりとしていて、土地が余っているなら、植え替えても大丈夫です。
農薬は適度に使った方がよい
無農薬農法は理想ですが、外で育てる野菜には害虫が少なからずつきます。天然成分の害虫駆除剤や収穫直前に散布しないなど、散布時期を守って使う分には問題ないと思われます。
市販の野菜も無農薬はそんなにないと思います。
せっかく作った野菜が、虫に食べられてしまうのは非常に腹立たしいので、農薬を使って駆逐したくなってしまいます(笑)
ガーデニング初心者にもオススメな野菜
基本的に生命力が強い野菜、病害虫が付きにくい野菜がオススメです。
シソ
シソは生命力が強いです。発芽率は高いですし、植えればグングン成長します。病害虫も付きにくいです。大きくなった葉から少しずつ収穫すれば、長期的に収穫できおススメです。
トマト
こちらも大した世話をせずともグングン成長します。トマトの丈が伸びてきた場合に支柱が必要になりますが、それ以外は水やりをかかさなければ初心者にも簡単に育てられます。
ゴーヤ
緑のカーテンとして暑さ回避にも使えるゴーヤですが、こちらも成長スピードが速く、植えただけで収穫できます。食べた後の種も大きいので取っておきやすく、来年また植えることができます。
バジル
薬味に使うハーブですが、その独特の匂いから虫がつきにくそうですが、あぶらむしなど害虫がつく場合もあります。
おわりに
筆者がガーデニングを初めて体験した際の失敗談や経験を記事にしました。これからガーデニングを始めようかと思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
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